切ない乙女心投稿者:ys_friendさん

切ない乙女心

子ども歌舞伎の立役(男役)を演じる男子は迫力や勇ましさ、女方は華やかさや愛らしい姿で、見る人を魅了する演技力でした。
特に印象に残ったのは、月宮殿田町組が演じた「苅萱桑門筑紫𨏍 加藤館守宮酒の場 玉取(かるかやどうしんつくしのいえづと かとうやかたたいもりざけのば たまとり)という題目です。
神につかえる乙女が一目惚れをした美男子にお酒を飲まされて恋に落ち、使者として役目を果たせなくなったと自分の罪を詫び、自害してしまうという物語です。
伏し目がちな表情で、切ない乙女心が伝わってくる艶っぽい演技は、カメラのレンズ越しでしたが引き込まれました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です