千穐楽の涙投稿者:鳥花月風さん

千穐楽の涙

十三日番では、役者の演技もまだまだかたさが見られたが、後宴の千穐楽ともなれば、演技もますますうまくなる。千穐楽が一番面白い。これが最後だと思うと心に様々な思いが湧いてくるのであろう。厳しかった稽古の日々が思いだされ、役者の目には涙が流れる。一人泣き始めるとそれにつられて涙の連鎖が起こる。役者の子供たちは仲間だから言葉がなくても通じ合える。今年も万歳楼には私も泣かされた。写真は涙また涙のおわさの名演技。涙は止まらない。おわさも、花の井も舞台方ももう涙、涙。信夫も泣きそうである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です