伏し拝む投稿者:鳥花月風さん

伏し拝む

静御前に身の上語りをしているうちに、実は狐であることを見破られた狐忠信。その姿を本来の狐に戻して静の前に現れて、身の上語りを続ける。鼓の皮が両親であること、両親がいなかったので親孝行できなかったこと、それゆえ狐社会の狐たちにさげすまされて、悔しい思いをして生きてきたことなどを色々と語る。そして、静の涙を誘う。義経も己が狐忠信と同じ境遇であることに気づいた。その途中、狐忠信は静や御大将義経にひれ伏して拝む。写真はその様子。またもやイナバウアーの如く反りかえる演技が面白い。本当は土下座スタイルなのだが。狐の通力を感じる演技である。

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