
十二歳の少年が桂姫役として舞台に立つ。今回が二度目の出演であり、兄二人もかつてこの伝統の舞台を経験してきた。世代を超えて受け継がれるこの祭りに、少年は最後の役者として家族の思いを背負い、真剣な眼差しで化粧の時を迎える。筆をとるのは専属の化粧師。白粉を整え、紅をさす手元は静かでありながら、そこには揺るぎない集中と敬意が宿る。二人の間に言葉はなくとも、交わされる視線には「一つの役を共に創る者」としての信頼が満ちている。少年は今、姫となり、伝統の舞台に命を吹き込む。
●2021年の長浜曳山祭は開催されますが、
「長浜曳山祭フォトコンテスト」は実施いたしません。
●例年と祭典行事日程が異なります。
子ども歌舞伎の狂言時間・場所は、長浜曳山博物館のホームページをご確認ください。
●新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じた上で開催いたしますが、
状況により日程や内容が変更になることがありますので、ご容赦ください。
●子ども歌舞伎の観覧の際は、
マスクの着用、密にならないようご協力ください。
また、見どころは声援でなく拍手でお迎えください。
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